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ミススプラナショナルジャパン2017 秋田代表 / ミスグランドジャパン東北2016ファイナリスト / ミスユニバースジャパン青森2014ファイナリスト /現役青年海外協力隊(カンボジア・観光隊員)

クラチェ旅3日目・メコンカメ保存センターと100本柱のパゴダへ。

うわ、凄くサボってましたすみません。

 

11月に日本に一時帰国していた皺寄せで業務に追われ、

やっと元の生活を取り戻しています。

 

旅行ってこうも続くと擦り減りますね、移動したくない、休みたい!ってなる。

 

時差凄いですが、クラチェ 旅行の続きを。

 

川イルカウォッチングの後に向かったのは、

メコンカメ保存センター」。

 

カメ好きとしては、川イルカと並ぶくらい見たかった場所。

(ウミガメ見るために地元水族館の年パス買ってた。

けど、購入直後に協力隊合格、結局2回しか行けず。笑)

 

トゥクトゥクのおっちゃんに ぽーんって降ろされたのがココ。

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心中「え、ここ?(やな予感)」

 

あまりにも保存センターっぽくないので、再度おっちゃんに聞く。

「どこが保存センター?」

 

「ここだよ!!」(嫌な予感的中)

 

まずはエントランスでチケット購入。

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外国人観光客は $4- / pp

 (子供は$2-)

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これが館内。

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がらーん。

 

きっと、開館当初は全て使用されていたんだと思うのだけれど、

訪問当時使われていたのは写真右側の水槽のみ。

 

「この中にカメがいるの?」と尋ねると、

なんとスタッフさん、徐に手を突っ込む。

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人が来るたびに、突っ込む。

やめてあげてーーーー!!笑

 

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こちらがメコンカメの子供。

私たちがイメージするカメと違って甲羅が薄い。

 

これが大きくなると、こうなるらしい。

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密漁や生息地の破壊といった人的要因、

動物に捕食されるといった自然的要因などにより

危機に瀕しているそう。

 

なので、ここである程度大きくなるまで人の手で守りながら育てて

自然に返す、という日本でも見られるステップ。

 

種種の甲羅の展示

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めちゃくちゃシュールな絵

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一応カメ関連土産も販売。

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メコンカメの関する説明ビデオも見れます。

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(リクエスト制でした。おそらく言わないと電源入れてくれません)

 

入口側奥の扉から屋外の展示コーナーへ。

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メコンカメ以外のカメも見学。

 

ただ、きちんと管理されているのかな?と思うほど

放置されてる感が・・・しませんか?

 

$4の行方は何処・・・?と思ってしまいました。

 

 

 

気を取り直して!?

 

100本柱のパゴダへ。

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このパゴダとメコンカメ保存センターは、同じ敷地内にあるのです。

 

本当に100本柱あるんか??と好奇心と猜疑心に擽られた同期隊員、柱の数を数え始める。

 

同じように思ったのだろうか、カンボジア人の女の子も数えてました。

 

結果、百十数本の柱を確認。

(113本だったかな・・・?タイムラグで忘れてしまった・・・)

 

実は99本しかなかった!よりはいいよね!笑

 

パゴダの壁画。

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そして、パゴダ内に占い師発見!

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ずっとトライしてみたいと思ってたので、

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やる。

 

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この木簡(正確には竹製)の束みたいなやつを

頭に乗っけて

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錐みたいなやつで、木簡の間に刺す。

 

刺さったページが自分の占い結果。

 

おみくじみたいな感覚かな?

 

「良き運勢。失せ物見つかる。」

的な事が書いてありました。

 

1回2000リエルでした。

 

カンボジアには手相もあります。

(やったことはありませんが)

 

日本だと胡散くさいなって思うのに、

海外だとやってみたくなるのは何でだろう。

 

カンボジアでは占い(師)というものが今でも日常的に使われる。

 

結婚式の日取りを決めたりするのにも使われるそう。

オールドファッションにはなってきているようだけど、

現代でも占い師に従う方はいるらしい。

(同僚情報)

 

現代に生きる私たちの支柱は、きっと経済とか損得になってきてしまっていて、

大多数の誰かが生きた道を、多数決的に正解だと思い込んでしまっていて、

何が良いとか悪いとか、白黒付けたがる傾向が強いような気がする。

 

科学も技術も確立されてないご先祖様の時代、

人間は自然と共に生きていて、

全て自然に左右された。

今でも自然のコントロールな不可能だけど、研究などの予測がつかないものだった。

 

食糧が取れるかどうか、家族みんなで生きれるか否か。

 

そんな状況に立った時に、目に見えない何かを信じたいのって

凄く自然な流れ。

 

占い師(フィジーには黒魔術師もいたけど)っていう単語が

色んな言語に存在して今も現に存在しているのって

 

道しるべとなる何かや拠り所が欲しくて、それを信じて生きて生きたい、っていう、

人間的な、人間にしかない考え。

 

これも生き抜くための先人の知恵、文化。

って思うと何か有り難みを感じる。

 

いつか、人間の支柱が完全に経済になってしまったとき、

占いっていう行為や存在がなくなる時が来るのかなぁ。

(でも自分はなくならないに一票。笑)

 

なんてね、書きながら思いました。

 

 

まだ終わらないクラチェ旅・・・

To be continued.